照り焼きチキンは、とっても簡単で一週間に一回くらいのペースで作ってしまいます。甘いので子供も大好きで、ぱくぱく食べます!!(野菜ももっと食べて欲しいけど泣) 。アメリカでも照り焼きチキンは有名です!普通にスーパーに照り焼きソースも売ってるし、冷凍食品としても照り焼きチキンが売ってたりします!そのくらい、世界に広がった定番の照り焼きチキンですが、やっぱり自分で作る照り焼きチキンはまた格別ですよね!!
鶏肉はモモ肉を使うと美味しいですが、鶏胸肉でも美味しく作ることが出来ます!!今回はモモ肉と胸肉、そして鶏のささみでも作れる照り焼きチキンを紹介したいと思います!!
照り焼きチキンの作り方
- 鶏肉を一口サイズに切る。(鶏モモ肉は切らなくても大丈夫です)
- 胸肉とささみの場合は片栗粉と料理酒を全体に絡め、モモ肉の場合は片栗粉と塩胡椒を全体にまぶす。
- 照り焼きソースの調味料を混ぜておく。
- フライパンで鶏肉を焼く。
- 鶏肉が焼けたら混ぜておいた照り焼きソースを入れ、水分が少なくなって照りが出るまで焼く。
焼く前の少しの下処理がもっと美味しく作れる秘訣かと思います!!
鶏モモ肉の照り焼きの作り方
材料
鶏モモ肉 | 250gくらい |
片栗粉 | 大さじ1 |
塩胡椒 | 少々 |
醤油 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ2 |
料理酒 | 大さじ2 |
みりん | 大さじ2 |
Step 1: 鶏肉の厚さを均等にする
- 鶏モモ肉を1枚で焼く場合は厚さを均等にする。お好みで一口大に切っても大丈夫です。
Step 2: 鶏肉に片栗粉をまぶす
- 鶏モモ肉には片栗粉と塩胡椒を全体にまぶす。
- ジップロックやビニール袋に入れてやるとよく混ざります。
Step 3: 鶏肉を焼く
- フライパンに少し多めの油を入れ、火をつけ、よく温まったら、皮の部分を下にして肉を並べて入れていく。
- こんがり焼けたらひっくり返し、弱火にして蓋をし、中に火が通るまで5〜6分くらいじっくり焼く。(焼いてる間に油が出るのでキッチンペーパーで油を拭いてください)
- 焼いてる間に醤油、砂糖、みりん、料理酒を混ぜておく。
Step 4: 調味料を入れて焼く
- 鶏肉がよく焼けたら調味料を入れ、肉に調味料をよく絡めながら水分がなくなって、照りが出るまでよく焼く。
- 焼けたら好きな大きさに切り、お皿に盛って完成です!!
これが基本の照り焼きチキンの作り方です!調味料の配合は全部一緒です!!
鶏胸肉の照り焼きチキンの作り方
- 材料は一緒ですが、肉の切り方にコツがいります。
- それぞれ繊維の向きが違うので、それぞれの繊維の向きに逆らって一口大に切ってください。
- 切った肉に分量外の料理酒大さじ1と分量の片栗粉大さじ1を入れて、よく揉み込む。時間があれば10分くらいそのまま放っておいてもいいと思います。
- あとの作り方は全て同じです。
ささみの照り焼きの作り方
- ささみはまず筋を取り除かなければいけません。
- フォークで筋を挟み、滑るのでキッチンペーパーを使って筋を引っ張ると綺麗に取れます!
- 包丁だけを使って取る方法もあります。こっちの方がもっと綺麗に取れますが、フォークの方が面白いので私はいつもフォークです。
- あとは胸肉のレシピと同じで料理酒と片栗粉に漬けてから焼き、ソースを入れて照り焼きにします。
照り焼きチキンを美味しく作るコツ
- 鶏モモ肉は均一に、鶏むね肉は繊維に逆らって切る。
- 片栗粉でコーティングする事で肉汁を逃がさない!
- 鶏むね肉と鶏のささみは料理酒を使う事でもっと柔らかくなります。
- 調理中に出た脂を拭くことでより味が染み込みやすくなります。
- 少し多めの油でカリッと焼く事!
照り焼きバーガーの作り方
- まず照り焼きチキンを作ります。
- マヨネーズソースを作ります。(マヨネーズ大さじ4、レモン汁小さじ1、砂糖小さじ1/2、牛乳小さじ1)
- バンズの裏面をトースターで軽く焼き、焼いた上のバンズの裏面にマヨネーズソースを塗る。
- マヨネーズソースを塗った上にレタスを乗せ、その上に照り焼きチキンを乗せて下のバンズを乗せてからひっくり返して出来上がり!
- バンズは買ってもいいですし、自分で作る場合はこちらのクックパッドのレシピからどうぞ!
照り焼きチキンの歴史
照り焼きとは日本料理の調理法の事をいいます。醤油を基本とした甘みのあるタレを食材に塗りながら焼くことで、タレの甘みによって照りが出ることから照り焼きと呼ばれるようになったようです。
照り焼きの起源ははっきりとはわかりませんが江戸時代くらいから商業の発展とともに、砂糖を料理に使うようになり、照り焼きという調理法が広まっていったのではないかと思います。それでも当時は砂糖はとても高価なものだったので頻繁に食べれるような食べ物ではなかったと思います。日本での照り焼きは肉ではなく主にブリなど魚の照り焼きが一般的だったみたいです。
照り焼きチキンがアメリカに広まったのは1957年で、キッコーマンがアメリカで初めて醤油を販売したことがきっかけだそうです。アメリカに醤油を広めるために日本の照り焼き料理を真似てアメリカ人用に肉料理に合う照り焼きソースを発案した事が始まりのようです!
TERIYAKI(テリヤキ)という言葉はアメリカの辞書にも載ってるそうです。そのくらいテリヤキチキンはアメリカに定着しています。アメリカの普通のスーパーにキッコーマンの醤油とテリヤキソースは普通に売っているし、冷凍食品のテリヤキチキンもあるくらいです。最近ではグルテンフリーの醤油やテリヤキソースなどもあります。なので照り焼きという調理法は日本が世界に誇れる料理法の一つではないでしょうか。
あとがき
照り焼きチキンは作り方もシンプルでご飯にも合うし、すごく美味しいですよね!私はモスの照り焼きバーガーが好きなのですがアメリカでは照り焼きバーガーは売っていないので食べたくなったら作ります!こんなに照り焼きが広まってるんだから照り焼きバーガーも売ってくれよ!って思いますが、手作りもそれはそれで美味しいです!!
でも本当に普通に照り焼きソースがスーパーに売ってるんですよ!瓶詰めされた照り焼きソース、キッコーマンの醤油、冷凍の照り焼きチキンも売られています。私にとってはアメリカという異国の地でこうして故郷の日本を感じられる物があるとすごく嬉しいものです!!Chicken Teriyakiで通じるんですからね!!すごいことだと思います。照り焼きはチキンだけじゃなくてもちろん魚や、牛肉や豚肉料理にも使えるし、照り焼きハンバーグや照り焼きのつくねも美味しいですよね。
皆さんも、その日の気分や持っている食材によってアレンジしながら照り焼き調理を楽しんで下さいね。